Build Guides
AIに、自社の手順を覚えさせる。
毎回同じ説明を打ち直しているうちは、AIは道具のままです。手順をファイルとして書き出した瞬間から、それは会社の資産になります。ここではその書き方を、雛形つきで扱います。
Layers
5つの層を、下から順に積む
いきなりMCPやサブエージェントから入ると、たいてい破綻します。プロンプトが安定してから次に上がってください。
- 1① プロンプトその場の指示。速いが残らない。同じ指示を3回打ったら次の層に上げる合図。
- 2② AGENTS.mdプロジェクト全体に常に効く指示。命名規約、触ってはいけない場所、ビルド手順。
- 3③ Skill特定の作業のときだけ読み込む手順書。増やしても常時の負荷が上がらない。
- 4④ サブエージェント別文脈で任せる仕事の単位。調査やレビューなど、出力が長くなる作業を切り出す。
- 5⑤ MCP社内システムやデータへの接続口。ここまで来ると権限設計が本体になる。
どこから読むか迷ったら
AIツールを触り始めたばかりなら ②AGENTS.md から。すでに毎日使っていて「同じ説明を繰り返している」 と感じているなら ③Skill から読むのが近道です。
Guides
ガイド一覧
AGENTS.mdはじめて ・ 約8分
AGENTS.md の書き方
AIコーディングエージェントに渡す共通指示ファイル。何を書き、何を書かないかを、実際に貼れる雛形つきで解説します。
- ・AGENTS.md と README の役割の違いが分かる
- ・そのまま使える雛形を手に入れる
- ・よくある失敗(書きすぎ・曖昧・古い記述)を避けられる
Agent Skill実務 ・ 約10分
Skill(SKILL.md)の作り方
「毎回同じ説明をしている作業」を手順ファイルとして資産化する方法。frontmatter の書き方と段階的読み込みの考え方を扱います。
- ・SKILL.md の構造と必須項目が分かる
- ・description の書き方で呼び出され方が変わることを理解する
- ・本文を短く保ち、詳細を別ファイルに逃がす設計ができる
Sub Agent運用 ・ 約9分
サブエージェントの設計
調査・レビュー・生成を別文脈に切り出して任せる設計。どこまで自動化し、どこで人が止めるかの線引きを決めます。
- ・サブエージェントに向く仕事と向かない仕事が分かる
- ・定義ファイルの書き方が分かる
- ・権限と停止条件の決め方が分かる
MCP運用 ・ 約11分
MCP で社内システムにつなぐ
2026-07-28 版仕様を前提に、AIツールから社内データへ安全につなぐ手順と、やってはいけない構成を整理します。
- ・MCP が解決する問題と限界が分かる
- ・読み取り専用から始める導入順序が分かる
- ・非推奨機能を避けた構成を選べる
Promptはじめて ・ 約9分
実務プロンプトの型
コツ集ではなく、業務で再利用できる4つの型。案内文・議事録・項目抽出・仕分けの実例で示します。
- ・毎回書き直さずに済む型が手に入る
- ・出力形式を固定して確認を速くできる
- ・人が確認すべき箇所を出力側に明示させられる